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2月, 2023の投稿を表示しています

ジャックと豆の木 (Jack and the Beanstalk)

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先日、Twitterで「ジャックと豆の木」の挿絵を幾つかあげたので、こちらでももう少し。 「ジャックと豆の木」のお話は、イギリスの伝承を再話した“Jack and the Beanstalk”として知られていますが、これに類似した物語は世界各国で見られ、起源は数千年前に遡るとも言われています。 長らく愛されてきた物語なだけあって、昔から様々な画家やイラストレーターが描いており、その多くはジャックが豆の木をよじ登るシーンを描いているので、並べて見比べてみるのも面白い。…というわけで、以下Twitterにあげたものも含めて色々な画家によるジャックたちを。

ジェームズ・サント(James Sant)

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イギリスの画家ジェームズ・サント(James Sant, 1820-1916)。 風景画家でもありましたが、彼の名前が広く知られるようになったのは肖像画──殊に女性や子どもの肖像画家としてでした。 王室の子どもたちの肖像画も描いており、1871年にはヴィクトリア女王の主席宮廷画家に任命され、1901年まで務めました。 彼の弟ジョージと妹サラも画家、芸術家で、風景画家だったジョージとは共同で制作することもあったようです。 「Thorn Amidst the Roses」 (薔薇の棘、薔薇の中の棘 1887年)

アボット・フラー・グレイヴス(Abbott Fuller Graves) 2

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前回の記事に入りきらなかった、その他の作品(一部、同じ作品で色調などが違うものを含みます)。 アボット・フラー・グレイヴス(1859-1936)の略歴や、このほかの作品は 前回の記事 で。

アボット・フラー・グレイヴス(Abbott Fuller Graves)

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花と庭園を描いたアメリカの画家&イラストレーター、アボット・フラー・グレイヴス(Abbott Fuller Graves, 1859.4.15-1936.7.15)。 マサチューセッツ州の労働者階級の家に生まれた彼は、家計を助けるために一度は学校をやめ、温室で花の世話をする仕事に就きました。元々花が好きでその仕事を選んだのか、たまたま就いた仕事がそれだったのか、いずれにしろこの時の経験が、後の創作活動でのテーマ選びにも影響していることは確かでしょう。