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イザベラとバジルの鉢(Isabella; or, The Pot of Basil)

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 “イザベラとバジルの鉢”の物語は、もともとはイタリアの作家ジョヴァンニ・ボッカチオ(Giovanni Boccaccio, 1313-1375)による物語集「デカメロン」の中の一話。それを下敷きにして、19世紀にイギリスの詩人ジョン・キーツ(John Keats, 1795-1821)が書いたのが「イザベラ、あるいはメボウキ(バジル)の鉢:ボッカチオより(Isabella; or, The Pot of Basil:A Story from Boccaccio)」です。 あらすじは以下の通り。

ジョン・ディクソン・バトン(John Dickson Batten)

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イギリスの画家、版画家、イラストレーター、ジョン・ディクソン・バトン(John Dickson Batten, 1860.10.8-1932.8.5)。 法廷弁護士の息子として生まれたバトンはケンブリッジのトリニティ・カレッジで法学を学んだあと、1884年からは法曹院(インナー・テンプル)に在籍していました。

チョコレートボックスのバレリーナ(Carlotta Edwards)

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Symphonie Fantastique 1957?   装飾的で感傷的な芸術作品を評する時、英語では“チョコレートボックス”という言葉が使われることがあります。 お菓子の箱のように華やかで甘く、人を喜ばせるけれどただそれだけといったニュアンスを含む、やや侮蔑的な言い回しです。 カルロッタ・エドワーズ(Carlotta Edwards, 1894?-1977)は、まさにそういう作品を沢山描いた画家でした。